若戸大橋、12月から無料化 北九州市方針 夜間ライトアップも計画

若松区(手前)と戸畑区を結ぶ若戸大橋。開通当時は「東洋一のつり橋」と称された
若松区(手前)と戸畑区を結ぶ若戸大橋。開通当時は「東洋一のつり橋」と称された
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 北九州市は24日、若松区と戸畑区を結ぶ有料道路の若戸大橋と若戸トンネル(ともに2・1キロ)を12月1日午前0時から無料にする方針を固めた。無料化に合わせて橋の夜間ライトアップを始め、夜景観光のシンボルとして売り出す。市議会の承認を得て、6月にも国土交通省九州地方整備局に申請する。

 通行料金はどちらも、軽自動車50円、普通車100円、大型車150円。無料になることで、人の往来や物流が活発になり、若松区沖の洋上風力発電拠点計画にも弾みがつきそうだ。

 市は無料化について、当初は若戸大橋と若戸トンネルを管理する市道路公社の借入金返済が終わる2027年度を想定していた。14年に無料化に対する市民の要望が強いとして、18年末に早めると表明した。

 若戸大橋は1962年に開通。「東洋一のつり橋」と呼ばれ、関門橋や明石海峡大橋をはじめ、日本のつり橋の技術的基礎となったとされる。2005年に市が日本道路公団から買収した。若戸トンネルは若戸大橋の交通量増加を受けて、12年9月に開通した。

 年間約5億円の維持管理費は主に料金収入を充てていたが、無料化の後は市税などで賄い、道路公社は解散する。道路公社の借入金(18年3月末で約48億8千万円)は競輪競艇特別会計からの拠出金などで繰り上げ返済する。

=2018/05/24付 西日本新聞夕刊=

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