「空の上で寛大と散歩してるかな」 飲酒運転撲滅CMの愛犬「こゆき」天国へ

こゆきが出演した飲酒運転撲滅を訴えるCM(c)TSPクリエイト
こゆきが出演した飲酒運転撲滅を訴えるCM(c)TSPクリエイト
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 福岡県粕屋町で2011年に起きた飲酒運転事故で犠牲になった山本寛大(かんた)さん=当時(16)=が飼っていた柴犬の雌「こゆき」が4月に死んだ。病死で、13歳だった。山本さんの母美也子さん(49)と共に飲酒運転撲滅運動に一役買い、啓発CMに登場したり、写真集も出したりしていた。

【動画】「こゆき」が出演したCM

 〈大切な人が突然いなくなるという事 あなたは想像できますか〉。こゆきが啓発CMに登場したのは14年。学校の校庭など寛大さんとの思い出の場所を歩き回り、見つけ出そうとする姿が反響を呼び、動画サイト「ユーチューブ」での再生回数も80万回を超えている。

 寛大さんは小学5年生の頃からこゆきを世話し、毎日散歩に行き、よく一緒に寝ていたという。「今頃空の上で息子と散歩してるかな。ありがとう、こゆきちゃん」。美也子さんは感謝した。

=2018/05/26付 西日本新聞朝刊=

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