佐世保の電子キー問題、米軍が調査へ 防衛局に情報提供要請

 長崎県佐世保市内で相次いだ自動車の電子キーの不具合問題で、米海軍佐世保基地は30日、基地の施設などが電波障害の原因になっていないか調査に乗り出す方針を明らかにした。西日本新聞の取材に回答した。

 米軍は九州防衛局に不具合についての情報提供を要請。同局は同日までに電子キーの周波数や被害の発生日時などを米軍に伝えており、米軍はこれを基に調査をするという。

 米軍は取材に「現在、障害の原因となるような軍事作戦は把握していない」と回答した上で、「影響を受けた正確な電波の周波数と不具合が起きた日時が分からなければ確証が持てない」として防衛局に情報提供を要請したとしている。

 24日ごろから28日までの間、市中心部で車のドア開閉やエンジン始動が可能な電子キーが反応しないトラブルが相次いで発生。市内の車販売会社などから「米軍が発する電波の影響ではないか」という声が上がっていた。

=2018/05/31付 西日本新聞朝刊=

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