「行進曲の父」瀬戸口藤吉の生誕150周年 記念モニュメントが建立 鹿児島

瀬戸口藤吉の生誕150周年記念モニュメントと移転された顕彰碑=13日午後、鹿児島県垂水市
瀬戸口藤吉の生誕150周年記念モニュメントと移転された顕彰碑=13日午後、鹿児島県垂水市
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 軍艦マーチなど多くの行進曲を作った作曲家瀬戸口藤吉(1868-1941)の功績をたたえる記念モニュメントが、出身地の鹿児島県垂水市の文化会館に建立され、13日に除幕式があった。

 瀬戸口は旧日本海軍で軍楽隊長を務め、「愛国行進曲」や「ラジオ行進曲」など、数多くの行進曲を残し「行進曲の父」と呼ばれる。市は1999年から行進曲コンクールを開き、その音楽を伝えている。

 今年は瀬戸口生誕150周年、市制施行60周年など節目の年にあたり、市があらためて功績や人柄を伝えようと、記念モニュメントを製作、市内の鹿児島神社にあった顕彰碑も合わせて同じ場所に移転した。

 除幕式は海上自衛隊鹿屋航空基地所属の哨戒機P3Cの上空通過で始まり、海上自衛隊東京音楽隊が軍艦マーチなどの演奏を披露。約120人の出席者は歯切れよい演奏に聞き入った。

 式に参加した瀬戸口の孫の瀬戸口典久さん(59)は「久しぶりに軍艦マーチを聴いて涙が止まらなかった。祖父の偉大さをひしひしと感じる。行進曲が人々の背中を押してくれる曲になればうれしい」と話した。

 

=2018/06/15 西日本新聞=

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