台風7号 九州北部、3日夜遅くにかけ最接近 朝倉4377世帯に避難勧告 土砂災害に厳重警戒

台風の接近で長崎県五島市富江町の防波堤に打ち寄せる波=3日午前8時15分ごろ
台風の接近で長崎県五島市富江町の防波堤に打ち寄せる波=3日午前8時15分ごろ
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台風7号の影響による釜山行き高速船の欠航を知らせる告知板=3日午前10時すぎ、福岡市博多区の博多港国際ターミナル
台風7号の影響による釜山行き高速船の欠航を知らせる告知板=3日午前10時すぎ、福岡市博多区の博多港国際ターミナル
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 強い台風7号は3日、長崎県・五島列島の南西の海上を北に進んだ。九州北部には夜遅くにかけて最接近し、局地的に雷を伴った猛烈な雨が降る恐れがある。気象庁は土砂災害や暴風、高波への厳重な警戒を呼び掛けている。

 福岡管区気象台によると、台風は3日正午現在、長崎県五島市の西約40キロの東シナ海を時速約25キロで北に進んだ。中心気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートル。中心から半径90キロ以内は風速25メートル以上の暴風域。九州北部に近づいた後は日本海を北東に進み、4日夜までに温帯低気圧に変わる見込み。

 昨年7月の九州豪雨で大きな被害が出た福岡県朝倉市では杷木地域など4377世帯1万1245人に避難勧告が出された。

 気象台によると、台風の動きが遅いため非常に激しい雨が長時間続く所もあり、落雷や竜巻の恐れもある。4日正午までの24時間に予想される雨量は多い所で佐賀、長崎県350ミリ、福岡県300ミリ、熊本、大分県250ミリ。

 交通機関にも影響が出ており、福岡空港や北九州空港、博多港の発着便が一部欠航。JR九州の博多から長崎、宮崎方面を結ぶ特急などが一部運休している。

=2018/07/03付 西日本新聞夕刊=

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