【動画】九州大雨 北九州で土砂崩れ 60代夫婦不明、6人救助

土砂崩れに巻き込まれた民家。奥の家が傾き、手前の家にぶつかっている=6日午前11時すぎ、北九州市門司区奥田
土砂崩れに巻き込まれた民家。奥の家が傾き、手前の家にぶつかっている=6日午前11時すぎ、北九州市門司区奥田
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 九州地方は6日、梅雨前線に暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、各地で雷を伴う大雨となった。北九州市門司区では土砂崩れが発生し、60代夫婦が安否不明。同市は土砂災害や河川の氾濫の危険がある計4万3295世帯8万8201人に避難指示を出した。福岡県内では複数の河川で氾濫危険水位を超え、各地で浸水や冠水被害が出ている。大気の不安定な状態は7日昼まで続き、気象庁は警戒を呼び掛けている。

【動画】土砂崩れ現場となった北九州市門司区奥田の住宅街=6日午前8時ごろ、住民提供

 福岡県警によると、6日午前7時40分ごろ、北九州市門司区奥田の住宅が土砂崩れに巻き込まれたと110番があった。複数の家屋に土砂が流入し、消防などが6人を救助。60代夫婦が取り残されているとみられ、消防や警察が救助活動を続けている。6人は命に別条はないという。

 福岡都市圏消防共同指令センターによると、同日午前10時半すぎ、同県那珂川町南面里でも「土砂崩れで住宅が全壊した」との通報があった。住民は逃げて無事という。同県飯塚市仁保の国道201号では午前5時50分ごろ、長さ約15メートル、幅約3メートル、深さ6~7メートルにわたって陥没し、乗用車と軽乗用車の計2台が落下。男性2人がけがをした。

 土砂災害や河川氾濫の恐れから、九州豪雨で被災した同県朝倉市では杷木地区など4363世帯1万1221人に避難指示が出された。福岡市南区柏原の119世帯267人、宗像市山田の107世帯231人にも避難指示が出された。避難勧告も県内各地に相次いで出された。

 気象庁によると、北九州市小倉南区では1時間に64ミリの非常に激しい雨が降った。6日午前11時半までの24時間雨量は、同区東谷322・5ミリ▽同区空港北町250・5ミリ▽福岡市早良区早良脇山322・5ミリ▽佐賀市北山381・5ミリ-となり、観測史上最大を記録した。

=2018/07/06付 西日本新聞夕刊=

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