JR久大線、1年ぶり全線再開 九州豪雨で被災 沿線歓迎「復興の力に」

久大線の全線復旧を祝う式典で、「ゆふいんの森」を見送る出席者たち=14日午前9時20分すぎ、JR博多駅
久大線の全線復旧を祝う式典で、「ゆふいんの森」を見送る出席者たち=14日午前9時20分すぎ、JR博多駅
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 昨年7月の九州豪雨で被災し、一部区間で不通となっていたJR久大線が14日、全線で運転を再開した。博多と由布院などを結ぶ観光列車「ゆふいんの森」も約1年ぶりに、久留米経由の従来ルートに戻った。

 久大線は、九州豪雨で大分県日田市の花月川橋梁(きょうりょう)が流失し、光岡-日田で不通となった。復旧工事中、ゆふいんの森は小倉を経て日豊線を経由する代替ルートに変更。橋の架け替えに約9カ月かかり、復旧にこぎ着けた。

 この日、福岡市のJR博多駅では、全線復旧を祝う出発式を開催。ゆふいんの森の発車に合わせ、沿線の関係者らが出発の合図を送った。JR九州の青柳俊彦社長は「地元の皆さんにとっては長い1年だったと思う。全線開通を祝うだけでなく、日本、世界に(復旧を)アピールしたい」とあいさつした。

 満席となったゆふいんの森1号で家族と由布院に向かった福岡市博多区の会社役員曽根崎淳さん(54)は「幸せを運ぶ列車に乗れるのはワクワクしますね」と笑顔を見せた。沿線各地では風船を飛ばすイベントなども実施された。

=2018/07/14付 西日本新聞夕刊=

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