高校野球応援中に熱中症か 熊本市 午前と午後生徒34人搬送

熱中症の疑いで多数の観客が救急搬送されたリブワーク藤崎台球場のスタンドで見回りをする消防隊員=19日午後、熊本市中央区
熱中症の疑いで多数の観客が救急搬送されたリブワーク藤崎台球場のスタンドで見回りをする消防隊員=19日午後、熊本市中央区
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 熊本市で19日、全国高校野球選手権熊本大会の準々決勝をリブワーク藤崎台球場(中央区)で観戦していた生徒34人や、私立ルーテル学院高(同)で部活動中の生徒4人が相次ぎ熱中症とみられる症状を訴え、市内の病院へ搬送された。この日、同市の最高気温は37・3度、熊本県菊池市で38・8度を記録。県高校野球連盟は21日の準決勝も猛暑が懸念されることから、4強入りした各校に全校応援の自粛を要請した。

 藤崎台球場では19日、午前中に東海大星翔-熊本国府、午後に球磨工-有明の2試合を実施。各校によると、搬送されたのは午前の試合で約20人、午後が十数人に上った。

 県高野連の工木雄太郎理事長は、午後も試合を実施したことについて「大会実施規則に従い開催した。(グラウンドの)選手は倒れていないので、試合を中止するかどうかの判断にはならなかった」と説明した。

 市消防局によると、搬送された男性5人と女性29人は全て10代で、全員意識はあるという。全校生徒約1300人が応援した東海大星翔1年の野球部員(15)は「生徒10人くらいがふらつき自分で立てなくなり、次々と先生に運ばれた」と振り返った。

 ルーテル学院では午前7時半ごろ、校庭を走っていたバドミントン部とバレーボール部の生徒4人が手足のしびれや過呼吸などを訴え、病院に搬送されたが、命に別条はないという。

=2018/07/20付 西日本新聞朝刊=

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