記録的猛暑、全国で6人が死亡 福岡市で史上最高気温38.3度

 九州北部地方は20日、高気圧に覆われて晴れ、日中の最高気温は内陸部を中心に35度を超える記録的な暑さとなった。福岡市では1890年の観測開始以来、最高の38・3度を記録。38度を超えた福岡県久留米市と大分県日田市では12日連続で猛暑日となった。

 福岡管区気象台によると、日中の最高気温は福岡県太宰府市で38・6度、同県久留米市と佐賀県嬉野市で38・5度といずれも観測史上最高を記録した。福岡市では東寄りの風が強く、西からの涼しい海風が入りにくくなったために熱気が滞留。九州山地を越えた東風が熱波となって吹き下ろす「フェーン現象」が発生した可能性もある。

 全国で熱中症とみられる症状で搬送されたり死亡したりする人が相次いだ。東京都や新潟県などでは男女6人が死亡。福岡都市圏消防共同指令センターによると20日午後9時現在、84人が搬送された。大分県豊後高田市では男性(80)が虚血性心臓病で亡くなり、暑さで持病が悪化した可能性があるという。

=2018/07/21付 西日本新聞朝刊=

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