交通混乱に乗客ため息 福岡県内雷雨 各地で停電相次ぐ

JR博多駅改札内に流れ込んだ雨水を拭き取る駅員=22日午後4時19分、福岡市博多区
JR博多駅改札内に流れ込んだ雨水を拭き取る駅員=22日午後4時19分、福岡市博多区
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 落雷の影響とみられる信号機トラブルが発生したJR博多駅では22日午後、鹿児島線の運転見合わせなどで足止めされた人々でごった返し、タクシー乗り場には、先を急ぐ人や、運転再開を待ち疲れた人たちで行列ができた。

 長崎県長与町から5~8歳の子ども3人を連れて福岡市を訪れていた会社員の坂本佳奈さん(30)は、帰りの特急が運転見合わせとなり「高速バスも満席で、どうにもならない」とため息。北九州市門司区の専門学校生、村尾あゆさん(19)は博多駅近くの専門学校で試験を受け帰宅途中。「バイトが休みで、早く帰ってゆっくりできると思ったのに」と肩を落とした。

 博多駅では信号機トラブルとほぼ同時間帯の午後3時半すぎ、ホームへの階段の屋根で雨漏りが発生。改札前や構内のコンビニエンスストアに雨水が流れ込み、駅員や店員らが清掃作業に追われた。

 このほか各地で、落雷によるとみられる停電も発生。九州電力によると落雷で配電設備が損傷し、福岡市東区の約400戸も同3時半ごろから約2時間停電した。また、小倉南署によると同7時すぎ、北九州市小倉南区の国道10号の「貫交差点」で「信号が消えている」との110番が複数あった。間もなく復旧し、事故はなかった。

 同市では夏祭り「小倉祇園太鼓」が最終日だったが、メイン行事「廻(まわ)り祇園」が途中で中止された。小倉祇園太鼓保存振興会は「参加者の安全を第一に考えた。雷での中止はほとんど記憶にない」と話した。

=2018/07/23付 西日本新聞朝刊=

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