新田原基地を若者らに公開 航空自衛隊に理解と関心持って

新田原基地のF15戦闘機の離着陸訓練を見学する来場者たち=7月29日、宮崎県新富町
新田原基地のF15戦闘機の離着陸訓練を見学する来場者たち=7月29日、宮崎県新富町
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 少子化や好景気による人手不足などの影響で、自衛隊員の人材確保が全国的な課題となる中、航空自衛隊新田原(にゅうたばる)基地(宮崎県新富町)は7月29日、高校生や大学生、基地周辺2市3町の住民らに基地の業務を公開する「休日広報の日 SUNDAY NYUTA(サンデーニュータ)」を初めて開いた。約2千人が来場し、戦闘機の離着陸訓練や整備の様子を見学した。

 普段の航空自衛隊の業務を見てもらうことで、若者や住民らに業務への理解や関心を高めてもらおうと九州全域と中国、四国の一部地域を管轄する航空自衛隊西部航空方面隊が企画。春日基地(福岡県春日市)とともに実施した。

 新田原基地には全国の空自基地で唯一、主力戦闘機F15戦闘機の基本ライセンスが取得できる飛行教育航空隊がある。この日は、同基地のF15戦闘機や救難ヘリによる離着陸訓練のほか、パラシュート降下訓練、戦闘機のエンジンを着脱する整備風景などを公開した。

 同基地を巡っては、戦闘機の騒音で健康を害したとして、基地周辺住民181人が昨年12月と今年7月、国に飛行差し止めや損害賠償を求めて集団訴訟を起こし、宮崎地裁で係争中。

=2018/08/06 西日本新聞=

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