鑑識課員になってみた 宮崎県警察学校でオープンキャンパス

瓶に付着した指紋採取に挑戦する宮崎県警察学校オープンキャンパスの参加者たち
瓶に付着した指紋採取に挑戦する宮崎県警察学校オープンキャンパスの参加者たち
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 民間志向の高まりなどから全国の警察が志望者減少に頭を悩ませている中、宮崎県警察学校のオープンキャンパスが8日、宮崎市天満町の同校であり、大学生や高校生、保護者ら約70人が鑑識や捜査体験、施設見学などを通して警察官の仕事への理解を深めた。

 鑑識体験では、鑑識課の担当者が「唯一無二で他の人と同じことはない」と説明した指紋採取を実体験。アルミニウム粉末やウサギの毛のはけを使って瓶についた指紋を浮かび上がらせて保存した。小麦粉、鉛筆の削りかすなどを使って検出する応用技術も習った。

サイバー犯罪捜査も体験

 サイバー犯罪の捜査体験では、「犯罪予告があった」という想定で、サイバー犯罪対策課の捜査員がスマートフォンで撮影した建物の撮影場所を、インターネットを使って特定することに挑戦した。

 スマートフォンや最近のデジタルカメラで撮影した写真データには、衛星利用測位システム(GPS)で取得した位置情報が記録されており、「第三者から撮影場所を特定される場合がある」と捜査員。「写真データから自宅の場所などが特定されて犯罪に巻き込まれる危険性もある。SNSやブログに安易に写真を載せないように」と忠告も。

 「まるで刑事ドラマのよう」。参加者は驚きながら、警察官たちの話に聞き入っていた。

=2018/08/13 西日本新聞=

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