オランダ流に「駅で誰でも自由にピアノ演奏を」 五輪ホストタウンの佐賀県 新鳥栖でお披露目

JR新鳥栖駅で開かれたピアノ設置の記念イベント=19日、佐賀県鳥栖市
JR新鳥栖駅で開かれたピアノ設置の記念イベント=19日、佐賀県鳥栖市
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 2020年東京五輪・パラリンピックでオランダのホストタウンになっている佐賀県は19日、同国の文化を肌で感じる「ピアノの駅」プロジェクトをスタートさせた。JR新鳥栖駅の構内に誰でも自由に弾けるピアノが置かれ、お披露目式があった。来月8日には小城駅にも設置される。

 県によると、オランダでは駅にピアノが置かれ、利用客らが気軽に演奏を楽しんでいる。新鳥栖と小城の両駅は、江戸時代に海外交流の窓口だった長崎と小倉の間を結んでいた「長崎街道」沿いにあり、周辺への騒音被害も低いことから、設置駅に選ばれた。

 新鳥栖駅での式では、地元の小中学生など6団体がピアノ演奏を披露。合唱で伴奏を担当した県立香楠中3年の山内美旺さん(14)は「自分も駅を使う時は、みんなが知っている曲などを演奏したい」と笑顔で話した。

 設置期間は本年度中の予定。市民から無償提供された家庭用ピアノが置かれ、県やJR九州は「ピアノの駅」として広まれば、駅の利用者増や沿線の活性化にもつながると期待している。

=2018/08/20付 西日本新聞朝刊=

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