偽電話詐欺福岡で多発 2ヵ月で6000万円被害 HKT48注意呼び掛け

福岡市であった啓発イベントで、偽電話詐欺への注意を呼び掛けるアイドルグループ「HKT48」のメンバー
福岡市であった啓発イベントで、偽電話詐欺への注意を呼び掛けるアイドルグループ「HKT48」のメンバー
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 福岡県内で偽電話詐欺事件が相次いでいる。息子を名乗るオレオレ詐欺や警察官をかたってだます手口で、7月から約2カ月で63件発生(未遂も含む)し、被害額は約6千万円に上る。県警は12日、福岡市内でアイドルグループ「HKT48」による啓発イベントを行い、注意を呼び掛けた。

 県警によると、親族をかたるオレオレ詐欺事件は7月1日~9月10日に27件発生。うち9件が既遂で、被害額は約2500万円に上る。

 金融機関の窓口などの“水際”で詐欺と見破られるケースが増え、犯人グループは人通りの多い駅や路上に現金を持ってくるよう指示するケースが多い。

 警察官や百貨店従業員を名乗って電話をかけ、キャッシュカードをだまし取る手口は同時期に36件発生し、約3300万円の被害が出た。いずれの手口も被害者は65歳以上で、女性の1人暮らしが多いという。

 同市東区の筥崎宮であったイベントでは、県警がHKT48のメンバー坂口理子さんら3人を「ニセ電話気づかせ大使」に任命。3人は、自動録音機能が付いた電話機を紹介して「電話でお金(を要求するの)は全て詐欺。すぐに110番を」と訴えた。

=2018/09/13付 西日本新聞朝刊=

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