JR九州、エコ仕様の新型車両公開 近郊型交流電車「821系」 蓄電池搭載型「YC1系」

老朽化した車両の置き換えとして開発された近郊型交流電車「821系」(左)とハイブリッド車両「YC1系」=5日午前10時51分、福岡市博多区
老朽化した車両の置き換えとして開発された近郊型交流電車「821系」(左)とハイブリッド車両「YC1系」=5日午前10時51分、福岡市博多区
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折りたためる机やボックスシートなどゆったりとした空間が特徴のハイブリッド車両「YC1系」の車内=5日午前10時35分、福岡市博多区
折りたためる机やボックスシートなどゆったりとした空間が特徴のハイブリッド車両「YC1系」の車内=5日午前10時35分、福岡市博多区
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 JR九州は5日、省エネ型の近郊型交流電車「821系」と、蓄電池を搭載したハイブリッド車両「YC1系」の新型車両2車種を福岡市博多区の南福岡車両区でお披露目した。現在、北部九州で試験走行中で、2019年度の営業運転を目指す。

 在来線を走る同社の電車800両の20%と、ディーゼル車両270両の65%が30年以上使った車両。老朽車両の取り換えが課題となっている。

 821系は、電力を効率利用できる高性能のパワー半導体を搭載。従来型と比べて、消費電力量を約7割低減できる。YC1系はディーゼルエンジンで発電機を回し、モーターで走るハイブリッド車両。減速時にはエネルギーを電力に変えて回収することでエネルギーを有効活用でき、ディーゼルエンジンで走る車両に比べ燃費を約2割改善できるという。

 福永嘉之上席執行役員運輸部長は「燃料やメンテナンスを省力化することで、効率よく鉄道ネットワークを維持していきたい」と話した。

=2018/10/05付 西日本新聞夕刊=

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