入試願書の性別欄やめます 福岡の県立高、来年度から

 福岡県教育委員会は2019年度の県立高校入試の願書から、受験者の性別記載欄を削除すると発表した。「選考手続き上、必要ない情報」(高校教育課)であるとし、性的少数者(LGBT)などの生徒にも配慮したという。

 県教委によると、18年度までは入学願書や受験票に性別を記載する欄があったが、19年度からは削除するよう様式を見直した。外部から配慮を求める要請があったわけではないが、「性別を書くことが負担になる方がいる」という事情も背景にある。中学校側が作成して願書と一緒に提出する調査書などには性別欄が残るものがあるという。

 同様の動きは、全国の自治体職員採用試験の申し込みなどでも広がっている。九州では、熊本市が本年度、上級職員採用試験の応募書類の性別記入を任意に変更。市民が窓口に提出する申請書などを性別記入が不要の書式への変更を進めている。

=2018/10/18付 西日本新聞朝刊=

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