サルが“スト”、代役の職員奮闘 「ボス気分」味わえるサービスも 大分の高崎山

サルがいない高崎山の寄せ場で、サルに扮してガイドする園職員やボスが座る切り株の上でポーズを取る子ども
サルがいない高崎山の寄せ場で、サルに扮してガイドする園職員やボスが座る切り株の上でポーズを取る子ども
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 野生ニホンザルの餌付けで知られる大分市の高崎山自然動物園は17日、年に1度の感謝デーとして園を無料開放した。餌の減量などを理由にサルが山から下りてこない“ストライキ問題”が続いており、職員は動向にやきもき。午前中は寄せ場に現れなかったため、職員がサルに扮(ふん)して入園客を楽しませた。

 例年5千人が訪れる人気イベント。「主役のサルが不在でも入園客を楽しませたい」と、職員はかぶり物や頬を赤く染める化粧をしてサルに扮し、普段の高崎山の様子を紹介したり記念撮影に応じたりと奮闘した。

 同市の小学3年工藤真菜美さん(9)は、ボスザルが座る切り株の上でポーズを取り“ボス気分”を味わった。「サルに会いたかったけど、いつもなら入れないボスザルの席に座らせてもらえて楽しかった」と、特別サービスにご満悦だった。

 園のサルは、午前中に寄せ場に来ていたC群が姿を見せない日が増え、午後に訪れるB群もわずかな時間で帰るなど出現は不安定。この日は午後1時前からB群が寄せ場に現れ、園は通常の姿に戻った。ガイド担当の職員は「午前中から待っていたお客さんにサルを見てもらえてほっとした」と話した。

=2018/11/18付 西日本新聞朝刊=

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