「白バイ達人コンビ」道守る 福岡県警競技大会で快挙 交通事故減にも一役

白バイの安全運転競技大会で1位に輝いた草野雄介巡査長(左)と2位の川崎洋輔巡査部長
白バイの安全運転競技大会で1位に輝いた草野雄介巡査長(左)と2位の川崎洋輔巡査部長
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 福岡南署の白バイ隊にすご腕コンビがいる。福岡県内の白バイ隊員が運転技術を競う「安全運転競技大会」の最もレベルの高い部門で2年連続1、2位を独占した草野雄介巡査長(36)と川崎洋輔巡査部長(40)。10年来の付き合いで技を磨き合い、大会初の快挙につながった。署管内(福岡市南区)の今年の事故件数は前年同期比で68件減り、署幹部は「事故抑止にも一役買っている」と語る。

 大会は10月20日にあり、警察署や機動隊から58人が参加。経験年数別に4部門に分かれ、バランスやスピード、走りの正確性を競った。2人は昨年新設されたスペシャリストが集う特別訓練員の部に出場した。

 車体の重さは約350キロ。地面すれすれまで車体を傾け、障害物の間を縫うように走行する。2人は「タイヤ1本分内側を走ろうか」などと声を掛け合った。

 今年は1位草野巡査長、2位川崎巡査部長で昨年とは逆の順位に。草野巡査長は「川崎巡査部長の背中を追い掛けてきた。転倒や接触のリスクを減らす走行が鍵だった」と振り返る。

 署の白バイ隊には20代の隊員もいて、2人は巡回や訓練の合間に後輩の育成にも力を注ぐ。管内の10月末現在の事故件数は1143件(前年同期比68件減)で、死亡事故はゼロだ。

 古城彰義交通管理官は「交通指導や取り締まりをする白バイ隊の技術が底上げされた成果」と話す。白バイ歴17年の川崎巡査部長は言う。「技術や知識を伝え、交通事故を一件でも多く減らしたい」

=2018/11/26付 西日本新聞朝刊=

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