高額返礼品狙い?ふるさと納税「駆け込み寄付」続々 想定の7割増 福岡県上毛町

ふるさと納税の返礼品を紹介した福岡県上毛町のホームページ
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 福岡県上毛町は30日、2018年度のふるさと納税(寄付金)が当初見込み額の15億円から約7割増の25億円になるとの試算を明らかにした。同町は地場産品ではない、高額な牛肉や焼酎などの返礼品を掲げ寄付を集めている自治体の一つ。総務省が9月に見直しを求めた結果、多くが10月末までに応じたが、同町は「返礼品を既に確保している」として12月末まで対応する。このため、ふるさと納税の大幅な増加は「駆け込み寄付」とみられる。

 同町によると、総務省が返礼品を「寄付額の3割以下の地場産品」に限定し、違反した場合はふるさと納税の対象外にする方針を示した9月までに、約7億円のふるさと納税があった。

 その後、10月に約4億円あり、11月は約6億円、12月は約8億円を見込む。返礼品見直し後の来年1~3月分のふるさと納税額はゼロと試算した。

 同町の返礼品の品目は200ほどあるといい、豊後牛のステーキや鹿児島産ウナギのかば焼き、大分産の米焼酎などで地場品以外も目立つ。

 同町は「地元の特産品は限られる。大分県中津市を中心とする経済圏にあり、地場産品以外でも返礼品にできるよう県を通じて国に要望している」と話している。

=2018/12/01付 西日本新聞朝刊=

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