金属棒で学生殴る 九工大助教を解雇

 九州工業大(北九州市)は5日、金属製の棒で男子学生の頭を殴り、2針縫う切り傷を負わせたなどとして、大学院工学研究院の30代男性助教を懲戒解雇処分にした。助教は「学生が実験に失敗して腹が立った」と説明しているという。

 同大によると、助教と学生は同じ研究室に所属。昨年秋ごろから2人で実験に取り組んでいた。今年3~5月、同市戸畑区にあるキャンパス内の実験室などで、助教は学生の顔面を複数回殴打。スチール棚の柱に当たる部材(長さ50~60センチ)で、6月に右腕を、8月8日に頭頂部を殴った。

 学生の両親から8月中旬に大学へ連絡があり、発覚。記者会見した尾家祐二学長は「教職員にあるまじき行為。再発防止に努める」と述べた。教員と学生の「1対1」の状況も原因の一つとして、複数教員による指導体制が確立できないか検討するという。

=2018/12/06付 西日本新聞朝刊=

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