九州3県でもふるさと納税偽サイト 長崎、鹿児島、佐賀の8市町

 ふるさと納税制度による寄付の受け付けを装った偽サイトが全国各地で見つかっている問題で、九州では新たに長崎県と鹿児島県、佐賀県の計8市町で、自治体の公認サイトとそっくりの偽サイトに返礼品の画像などが無断掲載されていたことが分かった。いずれも被害は報告されていない。

 長崎県島原市が確認した偽サイトでは、市と契約している民間業者のサイトから転載したとみられる返礼品の調味料セットの画像が掲載されていたという。同県波佐見町では、波佐見焼の商品が紹介され、正規の寄付額よりも低い金額が表示されていた。時津町は返礼品の「黒なまこ石けん」「長崎カステラ」の2種類が偽サイトに掲載されているのが確認された。

 このほか鹿児島県の南九州、志布志、枕崎計3市、佐賀県の鳥栖市、基山町でも偽サイトが確認された。焼酎や工芸品、黒毛和牛などの画像が使われたり、日本語がおかしいサイトがあったりしており、枕崎市の担当職員は「冬はふるさと納税が多くなる時期で影響が心配」として、公式ホームページで注意を呼び掛けている。

 九州外では、北海道や山形県、新潟県、大阪府の一部の市や町でも見つかった。大手仲介サイト「ふるさとチョイス」は注意喚起の文書を掲載。自治体の連絡先などが記載されていないサイトは偽物の可能性が高く、事前に自治体に確認するよう促している。

=2018/12/07付 西日本新聞朝刊=

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