【動画あり】僧が筥崎宮にお礼参り 777年間恩忘れず… 筥崎宮で「承天寺報賽式」

お礼参りのため、筥崎宮を訪れた承天寺の僧侶=11日午前9時55分ごろ、福岡市東区
お礼参りのため、筥崎宮を訪れた承天寺の僧侶=11日午前9時55分ごろ、福岡市東区
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 禅宗の僧侶が神社にお参りする伝統行事「承天寺(じょうてんじ)報賽式(ほうさいしき)」が11日朝、福岡市東区の筥崎宮であり、博多の古刹(こさつ)・承天寺(博多区博多駅前1丁目)の神保至雲住職ら約20人の僧侶が拝殿内の板張りを縦横に歩き回りながら読経する独特の作法で参拝した。

【動画】承天寺報賽式

 同寺の開祖・聖一国師が1241年に宋からの帰路、玄界灘で嵐に遭遇。筥崎宮の祭神に加護を願ったところ、無事帰国できたため、翌年から毎年お礼参りを続けているという。

 この日、頭を丸めた僧侶の列が神職の先導でしずしずと参道を進むと、居合わせた参拝客らは異色の取り合わせに驚いた様子。高知県から旅行で訪れた浜口里美さん(29)は「777年間も恩を忘れず、お礼参りを続けているのはすごい」と話した。

=2019/01/11付 西日本新聞夕刊=

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