対馬の韓国人客、初の40万人突破 7年連続で最多更新

 長崎県対馬市は30日、2018年に同市を訪れた韓国人観光客が40万9882人(前年比15%増)に上り、統計を取り始めた1999年以降、初めて40万人を超えたと発表した。7年連続で過去最多を更新した。

 市は、対馬(厳原、比田勝)と韓国・釜山を結ぶ国際定期航路と不定期船で訪れた入国者数を集計。17年の35万6316人から5万3566人増えた。朝鮮半島に近く、最速で片道1時間10分で行き来できる島北部の比田勝港からの入国者が4分の3(31万1889人)を占めた。

 対馬と釜山を結ぶ定期航路には昨年2月、韓国の船会社1社が新たに参入。JR九州高速船と韓国側4社の計5社体制になった。市は韓国人客の増加について、利便性の向上が大きな要因と分析。比田勝尚喜市長は「2020年には入国者数50万人を目指したい。ハード、ソフト両面の整備を進める」と語った。

 比田勝港には昨年、2店舗目の免税店がオープン。市によると、個人や家族で対馬を訪れ、レンタカーで島巡りをする韓国人が増えているという。

=2019/01/31付 西日本新聞朝刊=

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