宮崎で伊東マンショ慰霊祭

伊東マンショ像の前で行われた慰霊祭=16日、宮崎県西都市の都於郡城址
伊東マンショ像の前で行われた慰霊祭=16日、宮崎県西都市の都於郡城址
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 1582~90年に欧州に渡った天正遣欧少年使節の首席正使で、生誕450周年を迎える伊東マンショの慰霊祭(天正遣欧使節顕彰会主催)が16日、生誕の地である宮崎県西都市の都於郡(とのこおり)城跡であった。日本二十六聖人記念館(長崎市)館長のドメニコ・ヴィタリ神父や伊東家の子孫ら約30人が参列。マンショ像や慰霊碑を前に聖歌を唱和し、マンショをしのんで祈りをささげた。

 慰霊祭に2度目の参加となるヴィタリ神父は「(少年使節の)8年もの大きな旅は、現代の若者の模範となり、刺激となる」と述べ、少年使節の一人、中浦ジュリアンの子孫小佐々学さん=さいたま市=は「マンショとジュリアンは、マカオで一緒に学んだ仲で心の友だったと思う。子孫としてマンショの慰霊祭に参加できて光栄だ」と語った。

 顕彰会は、昨年9月にバチカンを訪問してローマ法王フランシスコに謁見(えっけん)したことを参加者に報告。法王が「天正時代の4少年は、献身と勇気を示した」などと読み上げた書面の内容や、その際に法王が初めて来日意向を表明したことを紹介した。

=2019/02/17付 西日本新聞朝刊=

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