熊本空港新線 県とJRが合意

 熊本県の蒲島郁夫知事は21日開会した定例県議会で、熊本空港(同県益城町)のアクセス改善のため、JR豊肥線三里木駅(同県菊陽町)と空港を結ぶ新線の整備計画についてJR九州と基本合意したと明らかにした。県などが設置する第三セクターが路線を新設。JR九州は三セクには出資しないが、整備費約380億円のうち、豊肥線の増益分から最大3分の1を払う。

 新線は約10キロ。線路や車両は三セクが所有し、運行はJR九州に委託する。新線は豊肥線には乗り入れず、三里木駅のホームを対面化するなどして乗り換え時間の短縮を図る。

 県は乗り入れない理由として「豊肥線が単線で輸送力の増強が難しい」としている。将来的な乗り入れは排除しないものの、必要な費用は県が負担するという。県は「完成に通常は10年程度見込まれるが、少しでも早くしたい」とした。

=2019/02/21付 西日本新聞夕刊=

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