長崎で謎の爆発音…原因分からず 問い合わせ100件以上

 11日午前9時すぎ、長崎県諫早市や長崎市東部を中心に「大きな爆発音がした」との通報が県警や消防に相次いだ。窓ガラスが震えるような風圧や地響きを感じた人も多数いたが、県危機管理課によると、けが人や家屋の被害は確認されていない。原因は依然として不明のままだという。

 県警によると、両市境に近い九州新幹線西九州(長崎)ルート・平間トンネル(968メートル)の出入り口近くで同時刻、コンクリートの吹き付け作業中にパイプが破裂。当初は発生源かと思われたが、事業主体の鉄道・運輸機構は「広範囲に爆発音が広がるような破裂ではない」と関連を否定した。近隣でも発破作業などは確認されず、県警は調査を打ち切った。

 諫早市役所には午前中だけで100件以上の問い合わせがあり「爆発音の後、飛行機の音が聞こえた」との内容も複数あった。このため戦闘機などが音速を超えた際に衝撃波と大音響が生じる「ソニックブーム」の可能性を指摘する声も。これに対し長崎空港や九州防衛局は「該当するような情報は把握していない」としている。

=2019/03/12付 西日本新聞朝刊=

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