2元警官、二審も有罪 福岡高裁判決 同僚にわいせつ行為

 職場の飲み会で同僚の女性警察官にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつ罪に問われた元福岡県警留置管理課警部補、於保重信被告(60)と同、枝尾光博被告(59)の控訴審判決が15日、福岡高裁であった。鬼沢友直裁判長は「職場の力関係に乗じた破廉恥な犯行」として、2人を有罪とした一審福岡地裁判決を支持、両被告の控訴を棄却した。

 一審で於保被告は懲役1年4月、執行猶予3年、枝尾被告は懲役1年6月、執行猶予3年(いずれも求刑懲役1年6月)の判決を受け、共に控訴。「わいせつ目的も共謀もなかった」と無罪を主張していた。

 鬼沢裁判長は判決理由で、枝尾被告が女性に覆いかぶさり、複数回腰を振った行為について「社会通念に照らして性的意味合いが強いことは明らか」と指摘。女性が逃れられなかったのは於保被告が上半身を押さえ付けたためだとして両被告の共謀も認定した。

 判決によると、2015年9月、福岡市中央区の飲食店で女性警察官=事件当時(41)=を於保被告が背後から押さえ付け、枝尾被告はあおむけに倒れた女性の両足を開脚させて股間を複数回押し当てた。

=2019/03/15付 西日本新聞夕刊=

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