「ふるさと納税」センバツ費用に 太宰府市、筑陽学園を応援

 福岡県太宰府市の楠田大蔵市長は15日、春の選抜高校野球大会(23日開幕)に出場する地元の筑陽学園高を、ふるさと納税クラウドファンディングを活用して応援すると発表した。寄付金は、同校関係者の応援旅費などに充てる。九州の自治体では初の試みという。

 クラウドファンディングとは、インターネットを通して不特定多数からプロジェクトの資金を調達すること。ふるさと納税(税控除を受けられる自治体への寄付)と組み合わせることで、市は筑陽学園応援という共通目的のため、全国から寄付を募りたい考えだ。

 市によると、2003年に同校が夏の甲子園に初出場した際は応援費用として公費から200万円を支出したという。今回は公費支出の抑制と応援ムード醸成を狙って新方式を企画した。

 寄付金の目標額は計200万円。「ふるさとチョイス」と「さとふる」の二つのサイトで15日から4月15日まで、寄付金を募る(返礼品はない)。寄付金は、横断幕作成費やサイト手数料など必要経費を除き、甲子園出場に伴う旅費などとして学校側の甲子園大会出場支援実行委員会に渡す。

 同市では今後、さまざまな競技の全国大会などに出場する学校も同じ手法を活用して支援したい考え。

=2019/03/16付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]