「キハ31」ラストラン 「SL人吉」出発式の陰で、静かに熊本駅のホーム去る

今季初運行のSL人吉と一緒にホームに並んだキハ31(右)
今季初運行のSL人吉と一緒にホームに並んだキハ31(右)
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 国鉄民営化の前後に23両が製造され、JR九州のローカル線を走った気動車キハ31が16日、三角線の熊本行き普通列車を最後に、通常の営業運転を終えた。

 キハ31は軽いステンレス製で坂道に強く、車両の両側に運転台があるため1両でも運行できる特長があった。国鉄末期にコストを抑えて開発されたことから、老朽化が早く進んでいた。

 熊本駅にキハ31が到着した時間帯は、駅前で新駅舎完成式典があり、ホームではSL人吉の今季の出発式が開かれていた。対照的に静かにホームを去ったキハ31。見守った鉄道ファンは「ローカル線の雄、キハ31らしい」。

=2019/03/17付 西日本新聞朝刊=

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