福岡沖地震から14年 玄界島で防災訓練

福岡沖地震で被災した玄界島で行われた防災訓練で、車椅子を使った搬送の練習をする島民たち=20日午前10時10分、福岡市西区
福岡沖地震で被災した玄界島で行われた防災訓練で、車椅子を使った搬送の練習をする島民たち=20日午前10時10分、福岡市西区
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 福岡市や佐賀県で最大震度6弱を記録し、1人が死亡、約1200人が負傷した福岡沖地震から20日で14年となった。約7割の家屋が全半壊した玄界島(同市西区)では、島民らによる防災訓練を実施。同市は午前、同市の防災メールやLINE(ライン)の登録者計約13万人に災害への意識向上を促すメッセージを一斉配信した。

 玄界島の防災訓練は、地震で土砂崩れが発生し、玄界小・中学校の体育館が避難所として使えない想定で行われた。参加者は、小中学生を含む島民約190人や消防職員、区役所職員ら。午前10時にサイレンが鳴ると住民が食料などの入った非常用持ち出し袋を背負うなどして高台にある復興記念公園に避難した。

 その後、小学生が消防職員の指導で災害図上訓練などに取り組んだ。

 同市防災メールとラインの一斉配信は、地震の経験を風化させないと今年初めて企画。「災害はいつ起こるか分からない。自分自身や家族、地域の安全のため、防災について一緒に考えましょう」と呼び掛けた。

=2019/03/20付 西日本新聞夕刊=

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