体罰といじめで自殺未遂 長崎県の中2 教諭停職1カ月

 長崎県教育委員会は26日、県内の公立中2年でバレーボール部員の男子生徒(14)が今年1月、同部顧問の男性教諭(40)から体罰を受けた翌日に自殺を図って自宅2階から飛び降り、腰の骨を折る重傷を負ったと明らかにした。生徒は同級生からいじめも受けていたという。県教委は同日付で教諭を停職1カ月の懲戒処分にした。学校はいじめ対策委員会を設置し、近く報告書をまとめる。

 県教委によると、教諭は昨年5月、部活動の練習試合会場で男子生徒に宿題をさせ、指導中に太ももや腰を4回蹴るなどの体罰を加えた。今年1月11日にも体育館で部活中に宿題をさせ、男子生徒の頭をシューズでたたいたという。生徒は部活動の大会当日だった翌12日に自殺を図った。

 教諭は2017年5月にも別の生徒に対する体罰で文書訓告を受け、1年間の研修プログラム受講を義務付けられていた。

 生徒は飛び降りた際の「遺書」に体罰のほか「友人からの悪口」なども記していた。現在は通学を再開しているという。県教委義務教育課は「被害生徒を生んだことは許されることではなく、あらゆる手段で教員が服務規律を守るよう徹底していく」としている。

=2019/03/27付 西日本新聞朝刊=

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