中学教職員の半数が「過労死ライン」 日田市教委、是正に向け検討委設置へ [大分県]

 日田市の教職員のうち、小学校で3割、中学校で半数が「過労死ライン」とされる月80時間以上の時間外勤務をしている実態が明らかになった。市教委が14日の市議会一般質問で、坂本茂市議(公明党)の質問に答えた。市教委は6月中に校長や教諭の代表者らでつくる時間外勤務是正に向けた検討委員会を設置、実態調査の方法や改善策などを協議する。

 市教委は2016年11月に2週間、小中学校の全教職員を対象に時間外勤務の状況を調査。この結果、2週間で40時間以上、1カ月に換算して80時間を超える時間外勤務をした教職員が小学校で301人中84人(28%)、中学校で194人中91人(47%)だった。理由には授業の準備や進路相談、生徒会準備などがあり、中学校では部活動の指導が多かった。

 市内全中学校では本年度から部活動の休養日を水曜日に加え、土曜か日曜のどちらかも原則休みにするよう申し合わせている。答弁した三笘真治郎教育長は「業務や部活動の見直し、教諭自身の意識改革などで時間外勤務を減らしたい」と述べた。

=2017/06/15付 西日本新聞朝刊=

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