日田の子どもに応援メッセージ 2年前被災、茨城の小中学生「明日は来る」 [大分県]

茨城県常総市から届いたメッセージを紹介する小野小の冷川善幸校長。「君たちは一人じゃない」と伝えた
茨城県常総市から届いたメッセージを紹介する小野小の冷川善幸校長。「君たちは一人じゃない」と伝えた
写真を見る
戸山中の廊下に掲示されたメッセージ。「げんきだしてね」「おうえんしてます」などの言葉が並ぶ
戸山中の廊下に掲示されたメッセージ。「げんきだしてね」「おうえんしてます」などの言葉が並ぶ
写真を見る

 応援しています、一緒にがんばりましょう-。2015年9月の関東・東北豪雨で大きな被害を受けた茨城県常総市の子どもたちから、九州豪雨の被災地へ応援メッセージが届いた。校舎が浸水した日田市の小野小の児童たちは9日、間借りする戸山中で登校日を迎え、被災の痛みを分かち合うメッセージに勇気づけられていた。

 常総市教育委員会によると、同市では2年前の水害で鬼怒川の堤防が決壊した。市内の学校では、校舎が浸水し休校を余儀なくされたり、他校と合同で授業をしたりしたという。メッセージは、九州豪雨の被害を知った子どもたちが「同じ経験をした者として、九州を励ましたい」と提案。市内全19の小中学校の児童・生徒が、日田市や福岡県朝倉市、同県東峰村へ7月下旬から送った。

 戸山中の校舎では、9日の登校日に合わせて、廊下や教室にメッセージを掲示した。ハートや風船形の色とりどりの紙に「大変かもしれないけど、少しずつがんばってください!」「必ず明日は来ると信じて」などの言葉が並ぶ。

 この日、初めてメッセージを見た小野小の児童に、冷川善幸校長は「君たちは一人じゃない。応援してくれる人の思いを大切にしてほしい」と呼び掛けた。

 メッセージは10日以降、市役所1階で展示する。

=2017/08/10付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]