るり色ヒゴタイが見頃 九重町・タデ原湿原 [大分県]

九重町・タデ原湿原で見頃を迎えているヒゴタイ。県条例で採取が禁止されている
九重町・タデ原湿原で見頃を迎えているヒゴタイ。県条例で採取が禁止されている
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 立秋を過ぎ、九重町・飯田高原のタデ原湿原では絶滅危惧種のヒゴタイが色づき見頃を迎えている。球状でるり色の花は周囲の木々や野草の緑に映え、湿原を渡る初秋の風に静かに揺れていた。

 長者原ビジターセンターによると、ヒゴタイは昨年よりやや遅れたが、7月末から色づき始め、今月末か9月初旬まで楽しめるという。くじゅう連山・泉水山山麓の道路沿いでも姿を見ることができる。

 ヒゴタイは、地元で「お盆の花」として親しまれてきたが、次第に減少し絶滅危惧種に指定された。県条例で採取が禁止されているが摘み取る人が絶えない。同センターは「貴重な花。大切に見守ってほしい」と呼び掛けている。

=2017/08/14付 西日本新聞朝刊=

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