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最後のみこし行列 九重町の宝八幡宮 211年ぶり拝殿建て替え 玖珠町の船岡神社 [大分県]

宝八幡宮秋季大祭で、神幸所へ出発するみこし行列。みこし行列は今年が最後となった
宝八幡宮秋季大祭で、神幸所へ出発するみこし行列。みこし行列は今年が最後となった
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211年ぶりに建て替えられた船岡神社の拝殿。秋祭りで地域の人が集まり落成を祝った
211年ぶりに建て替えられた船岡神社の拝殿。秋祭りで地域の人が集まり落成を祝った
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 収穫の秋を迎え、玖珠、九重町の各神社で秋祭りが相次ぎ開かれている。宝八幡宮(九重町松木)の秋季大祭では今年が最後となったみこし行列が地区内を練り歩き、船岡神社(玖珠町塚脇)では211年ぶりに拝殿が建て替えられた。

 宝八幡宮の秋季大祭では、みこしが約3キロ離れた恵良紅梅山神幸所(同町恵良)までを往復する「お下り」「お上り」が恒例だった。しかし地域の高齢化が進み担ぎ手の確保が困難になり、来年からは自動車での神幸に切り替えることが決まった。7日の大祭初日に神事や県無形民俗文化財「宝楽」奉納の後、みこし3基が出発。稲穂が実った地域内を練り歩いた。

 一方、船岡神社の拝殿は1806年の建立とされ老朽化が進んでいた。このため氏子らが寄付を集めて今年4月に改築に着工。入り母屋造り(木造、約70平方メートル)が完成した。8日あった秋祭りには関係者ら約60人が集まり落成を祝った。この日は境内に住民手作りのかかしが飾られ、バンド演奏など記念イベントも。

 氏子総代長の安部嘉昭さん(75)は「長年の氏子の念願が多くの人の協力で実現しました。地域の守り神として神社を伝えていきたい」と感慨深げに語った。

=2017/10/13付 西日本新聞朝刊=

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