被災地復興へ光のエール 日田市大鶴などにイルミネーション 「力合わせ、来年はいい年に」 [大分県]

大鶴公民館の広場でイルミネーションを楽しむ家族連れ
大鶴公民館の広場でイルミネーションを楽しむ家族連れ
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小野小の校舎をイメージしたイルミネーション
小野小の校舎をイメージしたイルミネーション
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 九州豪雨で浸水被害に遭った日田市の大鶴地区などで、被災した地域の人々を励ますイルミネーションが輝いている。復興はまだ道半ばだが、力を合わせて来年はきっといい年にとの決意と願いを込めて。

 小野小の児童31人が間借りしている戸山中のグラウンドでは、同小校舎をかたどったイルミネーションが設置された。長さ25メートル、高さ3メートル。児童のデザイン画を元に校舎や小野地区で飛び交うホタル、小野川などを表現している。中学校近くの花月川で工事をしている建設会社「川浪組」社員の三笘健太郎さん(47)が、母校に戻れない児童を励まそうと同小に提案した。

 現場で働く仲間と3日ほどかけて設置した三笘さんは「イルミネーションを見て『必ず小野小に戻るんだ』という気持ちで頑張ってほしい」と児童にエールを送る。来年1月10日ごろまで点灯を続ける。

 大鶴公民館の広場には、クリスマスツリーをかたどったイルミネーションが登場し、冬の夜空を彩っている。

 地元の若者でつくる地域おこしグループ「静修紫雲台」が企画・製作した。赤や緑、青色の発光ダイオード(LED)を、桜の木に飾り付けたり、ツリーやアーチ形のオブジェを設置したりしている。同グループは「復興と希望の思いを込めた。住民が集う光になってほしい」と話している。

 来年1月6日まで、午後6時から同9時まで点灯する。

=2017/12/26付 西日本新聞朝刊=

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