小鹿田焼陶芸館が再開 道路状況改善、約3カ月ぶり 日田市皿山 [大分県]

再開後、さっそく多くの観光客が訪れる小鹿田焼陶芸館
再開後、さっそく多くの観光客が訪れる小鹿田焼陶芸館
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 九州豪雨の影響で休館していた日田市源栄町皿山の小鹿田焼陶芸館が、およそ3カ月ぶりに営業を再開した。復旧工事が進み道路状況が改善。小鹿田焼ファンからの問い合わせも多く、休止していた路線バスも運行を始めたことから再開を決めた。

 陶芸館は江戸期から現代までの作品約110点を展示。国重要無形文化財「小鹿田焼」の歴史なども紹介している。来館者は2015年度約2万5千人、熊本地震の影響を受けた16年度も約2万3千人が訪れたが、17年度は昨年10月の小鹿田焼民陶祭が中止になった影響もあり昨年12月までに約1万6千人と激減している。

 今回の豪雨で建物に被害はなかったが、市中心部と皿山を結ぶ道路が大規模な土砂崩れなどによって寸断。仮設道路の開通後は一時開館していたが、9月下旬に始まった「小鹿田焼展」に合わせて展示品のほぼ全てを豆田地区に移し、陶芸館は閉鎖していた。

 今月4日に再開して以来、福岡や愛知、東京など県外からの観光客が次々に訪れ、「開いてて良かった」などと話しながら展示品を見学。その後、お目当ての窯元に足を延ばしていた。

=2018/01/11付 西日本新聞朝刊=

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