成人式で介助者窓口設置など検討 日田市 案内状文面も改善へ [大分県]

 日田市の成人式で、介助が必要な新成人の保護者が入場できなかった問題で、市教育委員会は、式典会場に障害者や介助者の受付窓口を設けるなどの改善策を検討している。新成人に出した案内状も誤解を招かない内容に改めるという。

 市教委社会教育課によると、これまで曖昧だった会場への保護者の入場禁止措置を今回から厳格化。会場入り口に掲示する一方、介助が必要な障害がある新成人には介助者の入場も認め、サポートする職員も2人置いていた。

 だが一部の入り口で、職員に「介助者」と認識されずに保護者が入場を断られるケースが生じた。別の新成人の保護者は「車椅子(いす)席等必要な方は連絡ください」と書かれた市教委からの案内状などを見て「(車いすを使わない)障害者の保護者は入れない」と解釈し、参加を諦めたという。

 今回の問題を受け、同課は、(1)会場に介助者を受け付ける案内所を設置、介助者と一目で分かる名札などを渡す(2)案内状の文面を「介助が必要な方は連絡」など分かりやすく改める-などと改善する方針。池田寿生課長は「福祉関係部署などとも情報交換、連携を強化して適切に対応していきたい」としている。

=2018/01/11付 西日本新聞朝刊=

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