15日から天領日田おひなまつり 英語、韓国語で観光ガイド APU留学生が案内所常駐 [大分県]

日田市豆田地区の町並みを巡りながら、市観光協会の木下周事務局長(左)から歴史などを学ぶAPUの留学生たち
日田市豆田地区の町並みを巡りながら、市観光協会の木下周事務局長(左)から歴史などを学ぶAPUの留学生たち
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 日田市に春の訪れを告げる「第35回天領日田おひなまつり」が15日、同市豆田、隈両地区を中心に開かれる。3月31日まで。今回は、外国人観光客に日田の歴史や文化を知ってもらおうと、外国人留学生が英語と韓国語で通訳やガイドをする「外国語対応 豆田臨時観光案内所」が初めて設置される。

 日田観光を盛り上げるため、有志でつくる「元気by日田実行委員会」と「豆田観光協議会」が企画。市観光協会によると、同市豆田地区には1日最大千人超の韓国人観光客が訪れるといい、外国語での観光案内を充実させ、ひなまつりの見どころや、天領の歴史の理解を深めてもらうのが狙い。

 ガイドは、別府市の立命館アジア太平洋大(APU)の留学生10人が交代で務める。期間中、案内所に英語や韓国語が話せる2人が常駐。ガイドのほか、来場者の国別アンケート調査や手荷物預かり、会員制交流サイト(SNS)を活用した情報発信などを行う。

 7日と14日にあった研修では、留学生たちが豆田地区の歴史的な町並みなどを見学。市観光協会の木下周事務局長から、ひなまつり発祥の草野本家や、江戸時代の儒学者・広瀬淡窓の生家広瀬家について説明を受けていた。

 バングラデシュ出身のAPU2年、サミン・モスタヒドゥルさん(19)は「江戸時代の建築がすばらしい。おいしそうな和菓子をPRしたい」と笑顔。韓国出身の同3年、崔慧原(チョイヘウォン)さん(20)は「これだけ多くのひな人形は見たことがない。イベントを盛り上げたい」と意気込んでいた。

 案内所は、同市豆田地区の「ギャラリー静」に設置。午前9時~午後5時。期間中無休。

=2018/02/15付 西日本新聞朝刊=

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