「歴史的町並み」保存・活用を議論 日田で初の「伝建協」総会 豆田町など視察 [大分県]

国の重要伝統的建造物群保存地区の日田市豆田町。江戸時代の風情が残る
国の重要伝統的建造物群保存地区の日田市豆田町。江戸時代の風情が残る
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 伝統的な町並みの保存に力を入れている全国の自治体で組織する協議会(伝建協)の総会・研修会が30日から6月1日までの3日間、日田市で開かれる。江戸時代の町並みが残る国の重要伝統的建造物群保存地区(伝建地区)の同市豆田町などを視察する。今年は40回の節目。市で総会・研修会が開かれるのは初めて。

 伝建地区は97市町村117地区が選定されている。今回の総会・研修会には各自治体の職員や住民団体など約300人が参加して歴史的町並みの保存や活用などについて意見を交わす。

 初日の30日はパトリア日田で開会式、総会の他、豆田町の住民らが昨年の九州豪雨被害の概要やその後の対応について事例発表する。記念講演でも熊本大の伊東龍一教授(日本建築史)が豆田町の町並みや災害に対する課題などについて語る。同日夕からは三隈川に浮かべた屋形船で鵜(う)飼いなどを鑑賞する。

 31日には豆田町の視察、6月1日には小鹿田焼の里、日田祇園山鉾(やまぼこ)会館をはじめとした市内文化財の視察などがある。市は「日田の文化を楽しんでもらい、魅力を発信したい」と話す。

 30日の開会式、事例発表、記念講演は無料で一般公開する。

=2018/05/23付 西日本新聞朝刊=

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