土砂災害の危険322カ所 梅雨前に県が点検 小規模崩落や亀裂を確認 [大分県]

 県は、土石流や地滑りなど土砂災害の危険性がある急傾斜地などの点検結果を公表した。調べた406カ所のうち、322カ所に落石しやすい状態の浮石や小規模な崩落、亀裂を確認し、継続的な点検が必要と判定した。緊急に対策が必要な場所は確認できなかった。

 点検は毎年、梅雨入り前までに実施しており、今年は4月中旬から5月下旬にかけて病院や老人ホーム、避難所が被害を受ける可能性のある危険箇所を主に調べた。中津市耶馬渓町金吉(かなよし)の大規模山崩れ後に金吉川沿いで点検した78カ所のうち、継続的な点検が必要とした10カ所も改めて調査、いずれも引き続き点検が必要と判定した。県は、この10カ所を含む322カ所を来年も点検するという。

 堤防がある県管理の153河川や、雨水排水路などと河川をつなぐ樋門935基も点検。堤防や護岸総延長383キロで、氾濫の原因となる亀裂の有無などをチェックした結果、小さな亀裂は複数確認されたが、緊急対策が必要な堤防や護岸はなく、樋門も異常は確認できなかったという。

=2018/06/03付 西日本新聞朝刊=

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