久大線復旧「日田復興の象徴」 7月14日、沿線一帯で祝う ウオーキングや風船飛ばし [大分県]

JR日田駅に既に設置されている、専用ロゴ付きの久大線全線復旧を伝える横断幕
JR日田駅に既に設置されている、専用ロゴ付きの久大線全線復旧を伝える横断幕
写真を見る

 JR九州は、7月14日に久大線を全線復旧させるのに合わせて「久大本線 ぜんぶつながるプロジェクト」と銘打ち、沿線で地元自治体とともにさまざまなイベントを展開する。日田市では、ウオーキングイベントや復旧当日の列車に向かって風船を飛ばすイベントなどを予定。沿線一体となって祝賀ムードを盛り上げる。

 久大線は昨年の九州豪雨で同市の光岡-日田駅間の花月川に架かる鉄橋が流失したことから、代行バスによる運行が続き、市内の観光業も影響を受けている。鉄橋の新設によって、全線復旧が実現する。

 復旧1週間前の7月7日からは、列車をデザインしたプロジェクトの専用ロゴ付き横断幕を鉄橋に平行する橋の欄干に掲げる。ロゴは、同市出身で福岡市を拠点とするデザイナー梶原道生さんが考案した。同日午前8時半からは、光岡駅から新たに完成した鉄橋や日田市内の観光施設を巡り、日田駅へ向かうウオーキングイベントがある。

 復旧当日の同14日は午前10時38分ごろ、沿線の光岡小学校付近で特急「ゆふいんの森1号」の通過に合わせて、久大線への思いなどを記した風船を小学生らが空に飛ばす。日田駅と天ケ瀬駅では、住民らが列車を出迎える。

 市観光課は「全線復旧は日田復興の象徴の一つ。元気をアピールする機会にして、さらなる復興へ弾みをつけたい」と話す。

=2018/06/07付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]