2人けが、民家半壊、屋形船流され… 大雨、県内に爪痕 [大分県]

6日の大雨で裏山が崩れ、土砂が流入した国東市国東町の民家
6日の大雨で裏山が崩れ、土砂が流入した国東市国東町の民家
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日田温泉旅館街近くの三隈川では、旅館所有の3隻の屋形船が流された。2隻が被害に遭った亀山亭ホテルのおかみ、諌山知代美さん(64)は「これから書き入れ時でJR久大線も全線復旧するというのに…。泣きたいくらい」と肩を落とした
日田温泉旅館街近くの三隈川では、旅館所有の3隻の屋形船が流された。2隻が被害に遭った亀山亭ホテルのおかみ、諌山知代美さん(64)は「これから書き入れ時でJR久大線も全線復旧するというのに…。泣きたいくらい」と肩を落とした
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7日午前2時すぎ、杵築市山香町の市道で、同市内の男性(59)と女性(54)の夫婦が乗った軽乗用車が、陥没した市道から約1メートル下に転落。男性は胸部を骨折、女性は全身打撲のけがを負った
7日午前2時すぎ、杵築市山香町の市道で、同市内の男性(59)と女性(54)の夫婦が乗った軽乗用車が、陥没した市道から約1メートル下に転落。男性は胸部を骨折、女性は全身打撲のけがを負った
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 活発化した梅雨前線の影響で、県内は7日朝にかけて大雨となった。陥没した道路に車が転落して2人がけがを負ったほか、土砂崩落などで住宅被害や道路の通行止めも相次いだ。

 県によると、6日から7日にかけての建物被害は計4件。国東市国東町では6日夕、2階建て民家の1階に、裏山から土砂が流入、半壊状態になった。この家に住む自営業宮井義信さん(70)と妻、娘は避難するなどして無事だった。宮井さんは「土砂が一気に自宅に入ってきた。寝室が裏山に近い側にあり、寝ている時間に起きていたら」と顔をこわばらせた。

 このほか国道や県道など96カ所が土砂流入などで通行止めになるなどしたほか、河川の6カ所に護岸崩壊などの被害があった。

 県内各地には6日から避難指示や勧告が次々に出された。ピーク時には2万2028世帯5万3368人に避難指示が出され、避難者は自主避難も含めて14市町村の1313世帯2396人に上った。

=2018/07/08付 西日本新聞朝刊=

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