噴火で客減少時の「エール広告」に感謝 草津温泉の女将13人が別府訪問 [大分県]

長野恭紘別府市長(中央)と記念撮影する草津温泉の旅館女将ら
長野恭紘別府市長(中央)と記念撮影する草津温泉の旅館女将ら
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 草津白根山の本白根山(群馬県草津町)が1月に噴火し、客足が減った草津温泉を応援する広告を制作した別府市に13日、同温泉の旅館女将(おかみ)13人が訪れ、「別府の皆さまの気持ちがありがたかった」と、同じ温泉地としてのエールに対するお礼を述べた。

 同市では2016年の熊本地震で震度6弱を記録。直後の1週間で約11万人がキャンセルするなど打撃を受けた。本白根山の噴火で、ライバルではあるが客足が減る「痛み」が分かる温泉地として草津温泉を支援するため、「今は、別府行くより、草津行こうぜ」との文字を入れた新聞広告を2月に制作し、九州一円に支援を呼び掛けた。

 草津温泉の女将の会「湯の華会」の小林由美会長によると、噴火直後は約20%の宿泊キャンセルが出たが2月以降は回復。しかし今は再び20%程度減っているという。

 小林会長は同市の長野恭紘市長を前に「安堵(あんど)するには遠い状況だが、魅力あふれる草津温泉を築いていく」とする黒岩信忠・草津町長のお礼状を代読。「女将も元気いっぱい。これからも笑顔でお客さんを出迎えていきます」と感謝の言葉を述べた。

=2018/07/14付 西日本新聞朝刊=

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