九重町・タデ原湿原、立秋の彩り ヒゴタイ青紫に色づく [大分県]

タデ原湿原の木道そばに色づいたヒゴタイにはトンボが羽を休め高原の風に揺れていた
タデ原湿原の木道そばに色づいたヒゴタイにはトンボが羽を休め高原の風に揺れていた
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青く房のような花を付けるヤマトラノオ。県レッドデータブックで絶滅危惧種に指定されている
青く房のような花を付けるヤマトラノオ。県レッドデータブックで絶滅危惧種に指定されている
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鐘の形をした紫の花が特徴のサイヨウシャジン。キキョウ科の多年草だ
鐘の形をした紫の花が特徴のサイヨウシャジン。キキョウ科の多年草だ
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オレンジに黒の斑点の花が湿原でひときわ鮮やかなコオニユリ
オレンジに黒の斑点の花が湿原でひときわ鮮やかなコオニユリ
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 九重町の飯田高原・タデ原湿原で、ヒゴタイの球状の花が青紫に色づいて見頃を迎えている。連日、猛暑が続くが立秋(7日)を迎え高原には朝夕、さわやかな風が吹く。湿原の片隅ではサイヨウシャジン、コオニユリなどの花も高原の風にひっそりと揺れ、季節の移ろいを告げている。

 長者原ビジターセンターによると、今年は梅雨明けが早く猛暑が続いたためか、ヒゴタイは例年より早く花を付け、今月中旬ごろまでが見頃という。ヒゴタイは絶滅危惧種に指定され、県条例で無許可採取が禁止されている。しかし安易に摘み取る人が絶えず、同センターは「飯田高原を代表する花。大切に見守ってほしい」と呼び掛けている。

=2018/08/08付 西日本新聞朝刊=

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