日田市がイラスト無断使用 ネットから転用、パンフレット表紙に 著作権管理者に56万円支払いへ [大分県]

 日田市は13日、市自治基本条例の内容を知らせるパンフレットなどに著作権者の許諾を得ずにイラストレーション1点を使っていた、と明らかにした。著作権を管理する京都市の業者に未払いの使用料など55万9千円を支払うための関連議案を、19日の市議会本会議で提案する。

 市地方創生推進課によると、問題になったのは2015年3月に発行したパンフレット表紙のイラスト。老若男女さまざまな人物のキャラクターが輪になり、指を2本立てたピースサインをしている。パンフレットは2千部作成し、集会や懇談会などで配布。市のホームページにも掲載した。表紙は別の広報物や報告書などにも使用していた。

 今年4月、業者からの連絡で発覚した。発覚するまでの使用料と遅延金を支払い、業者と和解する。当時の担当職員はインターネット上で検索、無料で使えると思い込み、ダウンロードして使ったという。職員の処分はしない方針。

 市は問題発覚を受け、全職員に対し、ネット上のイラストを原則使用しないよう通知した。

=2018/09/14付 西日本新聞朝刊=

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