「大友宗麟に会える」 業績や半生を映像で紹介 大分市に「南蛮BVNGO交流館」オープン [大分県]

歴史ゾーンでは大友宗麟の半生や業績を学ぶ映像が流れる
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南蛮BVNGO交流館の外観
南蛮BVNGO交流館の外観
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古地図を基に、戦国時代の大分の街並みを来館者に説明するボランティアガイド
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再現した南蛮衣装や戦国時代の服を試着できるコーナーもある
再現した南蛮衣装や戦国時代の服を試着できるコーナーもある
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 豊後の戦国大名、大友宗麟(1530~1587)を顕彰する施設「南蛮BVNGO交流館」が1日、大分市顕徳町にオープンした。コンセプトは「大友宗麟に出会える」。趣向を凝らした映像などを通し、宗麟の業績や半生を分かりやすく紹介している。

 大友宗麟は最盛期には北部九州6国を統治。西洋文化への関心と南蛮貿易のため、イエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエルを招き、キリスト教を保護、奨励した。城下町にはキリスト教の修道院や礼拝堂が建設され、大分は国際都市として栄えた。1578年には自らも洗礼を受けてキリシタンとなった。

 同館は、同市元町の「大友氏遺跡体験学習館」(9月17日閉館)を引き継ぐ形で国指定史跡「大友氏遺跡」敷地内に建設。館内は、交流▽歴史▽シアター▽茶の湯の4区画あり、シアターゾーンでは、発掘調査で明らかになった大友氏館の外観などをCG映像で紹介。歴史ゾーンでは、宗麟が自身の半生を語る映像を楽しめる。当時の南蛮衣装なども試着できる。

 館名は、中世ヨーロッパ時代の地図で、北部九州に記されていたラテン語「BVNGO」(豊後)などから名付けた。平屋で延べ床面積約270平方メートル。総事業費は約1億3400万円。

 市文化財課の長直信主査は「子どもに分かりやすいよう特に映像に力を入れた。楽しみながら宗麟を学べます」とPRしている。

 大友氏遺跡では庭園の復元工事も続いており、2020年4月完成予定。入場無料。月曜休館。同館=097(578)9191。

=2018/10/02付 西日本新聞朝刊=

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