新米を岡山の被災地へ 日田・大鶴地区の住民が協力呼び掛け [大分県]

新米を被災地に届ける活動への協力を呼び掛ける矢羽田健太さん(中央)たち
新米を被災地に届ける活動への協力を呼び掛ける矢羽田健太さん(中央)たち
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 昨年の九州豪雨で被災した日田市大鶴地区の住民たちが、西日本豪雨の被災地で仮設住宅に暮らす人へ同地区の新米を届けるプロジェクトに乗り出した。住民に新米の提供や寄付金を募り、被害が甚大な岡山県倉敷市真備町の被災者らに届ける計画だ。11月末まで受け付ける。

 大鶴地区住民の「何か力になりたい」との声を受け、地域おこし協力隊の矢羽田健太さん(24)が大鶴振興協議会(石井勝誠会長)に提案。賛同を得て9月下旬からスタートした。

 新米は1口3キロで募る。被災の影響などで今年は稲の作付面積が昨年より3割少ないため、新米を提供できない人には寄付金(1口千円)を募る。新米を届ける際の交通費や精米費に充てる予定だ。

 岡山県によると、9月末までに倉敷市真備町の住民を中心に273世帯660人が仮設団地で暮らしている。今後、同県内では仮設住宅が312戸整備される予定という。

 同振興協議会の理事、石井徹さん(72)と藤井隆幸さん(69)は「昨年の豪雨で私たちも多くのボランティアに助けてもらった。その感謝を忘れないように支援をしたい」と住民に協力を呼び掛ける。災害への備えを促すために、防災標語付きの手づくり小物も添えて届けるという。

 受け付けは大鶴振興センターで、平日午前9時~午後5時。

=2018/10/10付 西日本新聞朝刊=

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