命日に広瀬淡窓祭、50人が遺徳しのぶ 日田市咸宜園跡 [大分県]

広瀬淡窓について講話をする咸宜園教育研究センターの深町浩一郎研究員
広瀬淡窓について講話をする咸宜園教育研究センターの深町浩一郎研究員
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 江戸時代の儒学者で私塾「咸宜園」を開いた広瀬淡窓の命日である1日、日田市の国指定史跡、咸宜園跡で「平成淡窓祭」があった。市民約50人が参加し、淡窓にまつわる講話を聞き、淡窓の漢詩の吟詠を通じて遺徳をしのんだ。

 淡窓の教えや業績を広めるために活動している淡窓会(会長・原田啓介市長)が主催し、1997年から毎年行っている。この日は園跡の建物「秋風庵」で読経と焼香をした後、咸宜園教育研究センターの深町浩一郎研究員(67)が、淡窓の著書の一つ「義府」を題材に講話した。深町さんは「どのように生きるかを、理論ではなく実践的な思想で説いている」と解説した。

 最後は、淡窓伝光霊流日田詩道会が淡窓の漢詩「桂林荘雑詠諸生に示す(その2)」を吟じて締めくくった。

=2018/11/09付 西日本新聞朝刊=

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