踊って騒いで寝た神様起こせ 国東・武多神社で「御鎮座祭」 [大分県]

踊りの途中、側転を決める神職
踊りの途中、側転を決める神職
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 面白く踊って騒ぎ立て、寝込んでしまった神様をたたき起こす伝統行事「御鎮座(おちんで)祭」が国東市国見町の武多都社であり、境内は笑いに包まれた。

 地元の岡区によると、10月に出雲国であった会議後に疲れ果てて寝てしまった神様を、笛や太鼓に合わせてどたばた踊り、起こそうとする祭り。いつから始まったかは不明という。

 祭りは25日にあり、宮司や地域住民ら十数人が交代で、カズラで作った冠を頭に乗せ、榊を手に独特の踊りを披露。さい銭箱を踏み台にしてジャンプしたり、側転をしたり。最後は全員で踊り、宮司の「やっと目覚めました」でエンディングを迎えた。

 写真撮影のため、熊本県合志市から来た40代女性は踊りに飛び入り参加。「撮影者も地域住民に交じって踊る祭りは初体験。とっても楽しい」とうれしそうだった。

=2018/11/28付 西日本新聞朝刊=

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